イクメンのマザーズバッグ

イクメンについて、ちょっとお勉強

 

 

主夫という言葉が流行りましたが、イクメンはその上を行く現代の最新ワードです。イクメンが単に育児を“する”男性ではなく、育児を“楽しむ”素敵な男性であるところに時代の気分が濃厚に反映。育児パパとイケメンのダブルミーニングなんです。

 

ダブルインカムがふつうとなった今日では、夫婦で家事の役割シェアをするのはほとんど常識になりました。でもイクメンが新しいのは、義務として役割を分担するのではなく参加したいから、自らすすんで育児を楽しむ点にあるのです。

 

多くの男性たちがより豊かなライフスタイルの意義を仕事だけではなく、生活・育児にも見いだしはじめたんですね。家事・育児は女の仕事という固定観念が残っていた昭和には生まれなかった新人種も、平成生まれのパパたちがそろそろ現れてきたなか、いっそう増えていくでしょう。

 

世相に敏感、つねにアンテナをはって商品・企画を開発する企業が、この新人種を見逃すはずもありません。

 

イクメンをターゲットにしたアイテムは“イクメン先進国”の欧米を中心に次々とヒット商品が誕生し、ハンドルを従来より高い位置に設定した英マクラーレン社のベビーカーなどが代表例です。いま注目されつつある、マザーズバッグならぬファーザーズバッグも当然のトレンドなんです。